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快適に睡眠をとるために心がけること


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睡眠障害の分類「西洋医学編」

「睡眠薬」のおはなし

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1.睡眠異常


人の身体や自身に原因がある(あるいはあると推測される)原発性のもので、精神生理性不眠症、特発性不眠症のような「不眠」を基本症状とするものやナルコレプシー、反復性過眠症、特発性過眠症のように「過眠」を基本症状とするものがあります。


1)精神生理性不眠

持続的な精神的緊張や不安によって起こるもので、「最も多い不眠症」といわれており約50%の「不眠症」がこのタイプであるとも言われています。

条件付けや環境なども影響を及ぼすと考えられています。
「寝ようとすればする程眠れなくなる」という特徴があります。



2)睡眠状態誤認

本人は「眠れていない」と自覚しているのですが、睡眠ポリグラフなどの検査では「不眠」の所見がないもの。



3)突発性不眠

中枢神経系に原因があるとされ、出生後から発症する一生続く慢性的不眠です。



4)ナルコレプシー

慢性の傾眠で、眠気、居眠りと共に情動脱力発作を主症状としています。(無気力)
眠気、居眠りの程度が強く、持続時間は短いのが特徴です。

特定の白血球の血液型(HLADR15)との関連も指摘されており、脳内の「オレキシン」の低下が関与している可能性も報告されています。



5)反復性過眠症

数日から数週にわたりボンヤリした過眠状態が持続するという特徴があります。
頻度は年に数回程度です。

過眠に過食を伴う場合、Kleine-Levin症候群と呼ばれています。



6)特発性過眠症

慢性の過眠ですが、眠気や居眠りの程度は弱く持続時間が長いのが特徴です。



7)外傷後過眠症

中枢神経系を含む外傷後に生じる過眠症です。
外傷直後に症状が最も強く数週間から数ヶ月で次第に軽快していくのが特徴です。
また昼間の頻回の眠気と夜間睡眠の延長が持続することもあります。

受傷部位により症状出現の有無が関係してきます。



8)睡眠時無呼吸症

閉塞性睡眠時無呼吸症候群と中枢性無呼吸症候群に分けられます。

<閉塞性睡眠時無呼吸症候群(SAS)>

睡眠中の舌の沈下により気道が閉塞されて大きないびきをかいたり呼吸を停止したりします。
途切れながら続く大きないびきが特徴で10秒以上の呼吸停止が一晩に数十回以上起こることもあります。

高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などを合併するケースもあり、アルコールや一般の不眠で使われる睡眠薬の服用で症状が悪化します。

治療法にはウェイトコントロール、歯科装具による舌沈下防止策、経鼻的持続気道陽圧法(CPAP)などがあります。

SASが疑われるような場合は出来るだけ早期に睡眠専門医の診察を受けましょう。

<中枢性睡眠時無呼吸症候群>

脳幹部呼吸中枢障害、呼吸筋の障害、血中酸素分圧の制御に関わるケミカル・レセプターの障害です。
中枢性では呼吸運動自体が停止するため特徴的ないびきはありません。
起床時の頭痛、日中の眠気などが随伴する特徴的な症状です。

治療は根本原因となる病気の治療になります。




9)中枢性肺胞低換気症候群

睡眠中の換気障害の悪化のため、浅眠と中途覚醒が起こり不眠を生じます。



10)周期性四肢運動障害

入眠時に起こる四肢(主に下肢)の反復的な不随意運動による不眠です。



11)レストレスレッグ症候群(むずむず症候群)

入眠前に起こる下肢のじっとしていられないような不快感のことです。
実際に下肢を動かすと消失しますが、止めると再び生じます。
中年の女性に多く、憎悪と緩解を繰り返します。

妊娠、貧血、関節リウマチ(RA)が誘因となる。



12)特定不能の内在因性睡眠障害

原因が特定できない内因性の睡眠障害のことです。









原発性睡眠・覚醒障害のうち、身体外の要因により発現するもののことです。

外的要因として、日常生活の状況、嗜好物や薬剤摂取(依存や中毒)、睡眠中の環境の影響など12項目に分類されています。


1)不適切な睡眠衛生

日常生活における覚醒過剰の原因となる要因(カフェイン、タバコ、アルコール、 ストレス、就寝前の激しい運動)が睡眠構造を妨げます。



2)環境因性睡眠障害

温度、騒音、明るさ、ベットパートナーの動き、危険の回避、子どもや病人の介護といった環境のために起こる不眠です。



3)高地不眠症

高地に昇った時に起きる不眠です。
頭痛、食欲低下、頻脈、疲労感などの他の高山病所見が見られるのが特徴です。



4)適応性睡眠障害

急なストレス、葛藤、感情的高揚によって起こる不眠です。
通常、持続時間は短いのが特徴です。



5)睡眠不足症候群

仕事などによって必要な夜間睡眠が取れない状態が継続した結果、過剰な眠気や入眠障害を生じることがありますが、通常十分な睡眠時間を与えることで症状は改善するのが特徴です。



6)しつけ不足睡眠障害

基本的には小児の睡眠障害です。
親や介護者が寝るべき時間帯に寝かしつけなかったり寝室に連れて行かないために子どもがぐずって寝ようとしない状態が続くことでおこる不眠です。



6)睡眠開始随伴障害

基本的に小児の睡眠障害です。
子どもが寝付くときや夜中に目を覚ました時に通常用いるおもちゃなどが欠けているため入眠(再入眠)出来ない状態のことです。



7)食物アレルギー性不眠

アレルギーがある食物摂取によりアレルギー症状が出現し不眠を引き起こします。



8)夜間摂食(飲水)症候群

中途覚醒が繰り返しあり、その度に飲んだり食べたりしないと再入眠できない状態の不眠です。



9)睡眠薬依存睡眠障害、及びアルコール依存性睡眠障害

入眠用に使用している睡眠薬、アルコールに対し、慢性使用による耐性が形成され効果が減少するものと、依存状態から離脱しようとする時に起こる不眠です。



10)中枢神経刺激剤依存睡眠障害

中枢刺激薬の使用による睡眠の減少または抑制症状です。
慢性的な使用中止後に起こる不眠、焦燥、疲労感などの離脱症状も見られます。



11)毒物起因性睡眠障害

水銀、鉛、砒素、銅などの重金属中毒による睡眠障害です。
中枢神経の興奮、または活動低下によって不眠や過眠が起こることもあります。



12)特定不能の外在因性睡眠障害

原因が特定できない外因性の睡眠障害です。









時間生物学的な問題が発症の背景にあると考えられ、具体的には睡眠パターンや睡眠時間帯と社会的に望まれる睡眠覚醒パターンとのずれから不眠や眠気、疲労感などを生じるものをいいます。

1)時間帯域変化(時差)症候群

いわゆる時差ぼけのことです。



2)交替勤務睡眠障害

昼夜交替勤務の従事者に見られ、作業時間や移動による活動や睡眠時間が急速に変化するために起こる不眠のことです。



3)不規則型睡眠・覚醒パターン

通常の夜間睡眠のように時間帯が一定した正常な長さの睡眠を取ることが無く、睡眠・覚醒のパターンが極めて不規則で変化しやすいことから不眠や過剰な眠気が生じるもので先天性、後天性、変性疾患による脳障害患者に最も多く認められます。

障害を伴わないものでも、生活スケジュールの不規則からでも起こり得えます。



4)睡眠相後退症候群

睡眠の時間帯が一般的な時間帯よりも遅いため、入眠障害と覚醒起床の困難、日中の眠気を生じるもので、このタイプの人は遅刻や登校拒否、出社困難などにつながることがあります。



5)睡眠相前進症候群

睡眠の時間帯が早すぎるために起こる障害ですが、実際に見かけることは少ないです。



6)非24時間睡眠覚醒症候群

24時間リズムに同調できず、人が本来持つ約25時間周期で睡眠・覚醒を繰り返すためのおこるリズム障害です。

視覚障害者に多く、精神発達障害を伴うこともあります。



7)特定不能の概日リズム睡眠障害

上記以外の原因によって起こる概日リズム睡眠障害です。





2.睡眠時随伴症

睡眠時随伴症とは、睡眠・覚醒自体の障害ではありませんが睡眠中に起こり問題を引き起こす様々な現象のことです。

睡眠時随伴症は、以下のように分類されます。

・覚醒障害
・睡眠覚醒移行障害
・通常レム睡眠に伴う睡眠時随伴症
・その他の睡眠時随伴症






(1)覚醒障害

錯乱性覚醒、睡眠時遊行症、夜驚症に分類されます。


1)錯乱性覚醒

睡眠前半の徐波睡眠からの覚醒時に見られる意識の混乱のことです。
見当識障害や不適切な行動が認められる場合があります。



2)睡眠時遊行症

いわゆる夢中遊行のことで、多くは小児期に始まり自然に軽快していきます。



3)夜驚症

徐波睡眠からの突然の覚醒で強い恐怖を示す行動と激しい叫びを伴うのが特徴です。






(2)睡眠覚醒移行障害

睡眠と覚醒の移行時、または睡眠段階の移行時に生じるものです。
律動性運動障害、睡眠時ひきつけ、寝言、夜間下肢こむらがえりに分類されます。


1)律動性運動障害

主に小児に見られる入眠前から傾眠期にかけて続く反復性常同的な頭頚部の運動のことです。
4歳以降も消失しない場合は、精神薄弱や自閉症を伴って場合もあります。



2)睡眠時ひきつけ

入眠時に起こる突然の短時間の下肢のひきつけ・ぴくつき、寝言、夜間の下肢こむらがえりのことです。






(3)通常レム睡眠に伴う睡眠時随伴症

主にレム睡眠期に起きる睡眠時随伴症のことです。


1)悪夢



2)睡眠麻痺(金縛り)



3)睡眠関連陰経勃起障害



4)睡眠関連疼痛性陰経勃起(Peyronie病など)



5)レム睡眠関連洞停止(レム睡眠中に9秒以上の心停止が認められるもの)



6)レム睡眠行動異常症






(4)その他の睡眠時随伴症

上記の3群のいずれにも属さないものです。


1)睡眠時歯ぎしり



2)睡眠時遺尿症(夜尿症)



3)睡眠関連異常嚥下症候群

睡眠薬などの作用より唾液の嚥下が不十分となり咳・窒息感などの症状が出現します。



4)夜間発作性ジストニア

ノンレム睡眠中の原因不明の筋緊張異常や異常運動などが主な症状です。



5)説明不能の夜間突然死症候群



6)原発性いびき



7)乳児睡眠時無呼吸症



8)先天性中枢性低換気症候群(自律神経による呼吸コントロール異常)



9)乳児突然死症候群

大部分は生後半年以内に起こり80%は睡眠中に発症するといわれています。



10)良性睡眠時ミオクローヌス



11)特定不能の他の睡眠時随伴症






3.内科/精神科的障害に関連する睡眠障害

多くの内科的あるいは精神科的疾患が睡眠や覚醒の障害と関係があり、それらの疾患が睡眠障害の候補となりえます。



1)精神病

分裂病、分裂病圏の疾患、薬物による精神病、他の器質性精神病、妄想性障害などがあります。



2)気分障害

うつ相では入眠障害、中途覚醒、早期覚醒、そう相では入眠障害と睡眠時間短縮が見られます。



3)不安障害

過剰な不安感から起こる入眠障害と持続障害です。



4)恐怖性障害

睡眠中に起こる突然の恐怖発作による覚醒のことです。



5)アルコール症





(2)神経学的障害を伴うもの

1)大脳変性障害



2)痴呆



3)パーキンソン病



4)致死性家族性不眠



5)睡眠関連てんかん



6)睡眠時てんかん発作波重積



7)睡眠関連頭痛





(3)その他の内科的疾患に伴うもの

1)嗜睡病



2)夜間心虚血

睡眠中に心筋の虚血による胸部の圧迫感を伴います。



3)慢性閉塞性肺疾患

喫煙者、肥満者に多く見られます。



4)睡眠関連喘息

睡眠中の喘息発作の増悪です。



5)睡眠関連胃食道逆流



6)消化性潰瘍

胃潰瘍や十二指腸潰瘍などのために入眠後1〜4時間後に起きる胃部の痛みや不快感です。

7)繊維組織炎症候群






4.提案中の睡眠障害

1)短時間睡眠者



2)長時間睡眠者



3)覚醒不全症候群



4)部分ミオクローヌス



5)睡眠時多汗症



6)月経随伴睡眠障害



7)妊娠睡眠障害



8)恐怖性入眠時幻覚



9)睡眠関連神経因性頻呼吸



10)睡眠関連咽頭けいれん



11)睡眠窒息症候群










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